8種類の抗体が分注混合された乾燥形態で提供され、ヒト全血サンプル中の異常CD5陽性B細胞と形質細胞を解析することができるキットです。
成熟ヒト末梢B細胞(CD45+ CD19+リンパ球)はCD20, CD79bおよびCD81抗原を高密度で表面上に発現しています。対照的に、CD5, CD43およびROR-1抗原は低密度で、これらの細胞の限られた部分に限定して発現しています。これらの発現パターンから外れるような、高発現のCD5, CD43およびROR-1と付随して発生しているCD20, CD79bおよびCD81の発現度の減少から、非常に低頻度で生じている異常B細胞を同定することができます。
製品には補正用キットが3セット含まれており、それぞれ8本のシングルカラーチューブを含みます(CD4-FITC; CD4-PE; CD79b-PC5.5; CD19-PC7; CD4-APC; CD43-APC-Alexa Fluor 750; CD4-Pacific Blue; CD8-Krome Orange)。
異常B細胞は赤色ドットで表示(568 events, 0.069% CD45+)、正常B細胞は青色ドットで表示(16,003 events) しています。KaluzaソフトウェアのRadorプロットから、ブールゲート形式によりROR-1, CD5, CD43, CD81, CD79b, CD20の多変数ビューを確認できます。データは全血細胞をNaviosフローサイトメーターにより取得しました。
アプリケーションノート:DuraClone RE CLB Tubeを用いた希少な異常CD5+ ROR-1+ B細胞の高回収率かつ高純度なデータ解析戦略
Kaluzaソフトウェア用解析プロトコルのダウンロードはこちらから。
(注:Kaluza 1.5a専用、他バージョンのKaluzaではご利用いただけません。)
製品番号 | 製品名 | 容量 | 希望小売価格 (税抜) | データシート |
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B80393 | DuraClone RE CLB Tube | 25テスト | ¥260,000 |
ご注文は、最寄りの販売代理店様にお願いいたします。
構成品 | 容量 | 特異性 | 蛍光色素 | クローン(アイソタイプ) |
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DulaClone RE CLB Tube | 25 tubes | CD81 | FITC | JS64 (IgG2aマウス) |
ROR-1 | PE | 2A2 (IgG1κマウス) | ||
CD79b | PC5.5 | CB3-1 (IgG1マウス) | ||
CD19 | PC7 | JS-119 (IgG1マウス) | ||
CD5 | APC | CLB-T1/1 (IgG1マウス) | ||
CD43 | APC-Alexa Fluor 750 | DFT1 (IgG1マウス) | ||
CD15 | Pacific Blue | 80H5 (IgMマウス) | ||
CD45 | Krome Orange | J33 (IgG1κ マウス) | ||
Compensation Kit (CD4-FITC; CD4-PE; CD79b-PC5.5; CD19-PC7; CD4-APC; CD43-APC-Alexa Fluor 750; CD4-Pacific Blue; CD8-Krome Orange) |
3 Kits | - | - | - |