細胞径0.2 μm からの検出感度を実現

1995年、高速セルソーターとして理想的な フロー系のMoFloが誕生しました。 以来、MoFloは高速セルソーターの 代名詞として知られるようになりました。 MoFlo Astrios EQ/EQsは、MoFloの 理想的なフロー系を継承し、 さらに最新の光学系と デジタルテクノロジーで進化した 高速セルソーターの完成形です。

特長

高速ソーティングを可能にする理想的なフロー系

MoFlo Astrios EQ/EQsのCytoNozzleは、フローセル内面を超平滑化し流れの変化を最小化し、乱れのないフロー系を実現しました。CytoNozzleは理想的なフロー系を作り上げるとともに、フローセル内を通過する細胞へのダメージを最小化します。 この技術により、MoFlo Astrios EQ/EQsは高速ソーティングと同時に、細胞の高いViabilityとVitalityを両立し、さらに、長時間安定した高速ソーティングも実現します。

あらゆる細胞に対応可能な8種類のノズル径

様々な大きさの細胞のソーティングアプリケーションに対応できるよう、50、70、80、 90、100、120、150、200μm の8種類* のノズル径のCytoNozzleを用意しました。微生物から大型細胞まで、アプリケーションの必要性に合わせてノズル交換を行うことができます。CytoNozzleの交換は、高感度CCDカメラによるガイドで簡単に行えます。(*IntelliSortIIは、70、100μmノズルにのみ対応。)

0.04μmのシースフィルターと3ステージエアロゾルフィルターを搭載

MoFlo Astrios EQ/EQsは、0.04μmシースフィルターでシース液のバックグラウンドを極限まで減少し、さらに0.1μmエアフィルターを3つ搭載し、99.9999%までエアロゾルを減少させシース液のバックグラウンドに配慮することで、微生物やオルガネラなどサブミクロン領域の測定とソーティングに対応します。MoFlo Astrios EQ/EQsは、微生物やオルガネラから大型の細胞まで、安心してソー ティングすることができます。

7レーザー7ピンホールによる7レーザー同時使用

MoFlo Astrios EQ/EQsのレーザー光学系は、マルチカラー測定に対応し、7本のレーザーの同時使用を実現しました。7本のレーザーすべてが異軸に設定され、それぞれのレーザーで励起した蛍光は、レーザーごとに対応した蛍光検出器に導かれます。これにより最大49蛍光まで同時検出可能です。

独創的なFBCOレーザー光学系

MoFlo Astrios EQ/EQsのレーザー光学系は、6本のレーザー軸を光ファイバーにより1つにまとめて固定化したFiber Beam Conditioning Optics(FBCO)を使用する最新の光学系を採用し、レーザー軸の調整を不要としました。
さらに、MoFlo Astrios EQ/EQsは、レーザー集光にフラットトップビームを採用しました。
楕円集光ではサンプルの流速変化によってレーザー通過位置が変化し、細胞の散乱/蛍光のされるデータのばらつきが起きます。フラットトップビームは、このサンプルの流速変化によるデータのばらつきを最小化し、高速解析/ソーティング時でも正確なデータが得られます。 MoFlo Astrios EQ/EQsは、使いやすさと同時にデータの正確性を提供します。

最小検出感度0.2μmと9ディケードのダイナミックレンジを実現する最新のeFSC検出系

MoFlo Astrios EQは、前方散乱光を2つに分離して高感度に検出する新開発のeFSC検出器を搭載し、同時に2種類の前方散乱光を取得することで、0.2 ~ 30μmのダイナミックレンジ で粒子(細胞)を検出できます*。(* Astrios EQsの前方散乱光検出器は、1つです)eFSCは、小さな散乱光を高感度で検出するだけではなく、細胞の形態を最も鋭敏に捉えることができるよう設計された7つの散乱光マスクで、新たな散乱光パラメーターを取得することができます。さらに、散乱光特性はレーザー波長により変わることから、搭載しているレーザー *のいずれからも散乱光を検出できるよう設計し、より細胞の特性を示す散乱光を取得できま す。(* 355nmは除く)
eFSCにより、今までのフローサイトメーターでは難しかったサブミクロン領域の微生物や生体内のミトコンドリアなどを検出・分取することができます。MoFlo Astrios EQ/EQsは、フローサイトメーターの新たな散乱光の可能性が広げます。

仕様

性能
検出感度 前方散乱光:0.2μm、FITC:150MESF、PE:100MESF
サンプル解析速度 100,000イベント/秒
サンプル分取速度 70,000イベント/秒
純度 99%以上
ソーティング性能
分取方式 Jet-in-Air検出方式、液滴荷電方式
液滴安定化 CCDカメラモニタにより液滴の間隔を一定に自動制御、詰まりなどを検出時はサンプルおよびソーティングの自動停止
分取条件設定 自動
分取方向 2~6方向
マイクロタイタープレート 標準対応 CyCloneⅡ
6、24、96、384、1536ウエルプレートに対応
エアロゾル除去 Aerosol Evacuationシステム(オプション)
光学系
搭載レーザ*(波長/出力)
*7本まで選択搭載可能
488nm空冷レーザ*  200mW、640nm空冷レーザ  100mW
355nm空冷レーザ  200mW、405nm空冷レーザ  55mW
561nm空冷レーザ  200mW、532nm空冷レーザ  150mW
592nm空冷レーザ  200mW
*EQs:150mW
ピンホール数 7
検出器 前方散乱光:PMT×2個*
側方散乱光: PMT
蛍光: PMT
PMT: 最大51ポジション*
*EQs:前方散乱光 PMT ×1個、最大50ポジション
流路系
ノズル径 標準装備 70、100μm
50、70、80、90、100、120、150、200μmの8種類に対応
サンプルチューブ 0.5、1.0、1.5、5、7、14、50mLのチューブに対応
寸法/ 電源
本体 1,650(W)×770(D)×1,295(H)mm 567kg
(重量は搭載レーザーにより異なる)
エアコンプレッサ 450(W)×665(D)×861(H)mm
ワークステーション 191(W)×457(D)×429(H)mm 10.5kg
電源 100V、50/60Hz、15kVA、4 系統

※本装置は研究目的です。

関連情報