弱蛍光を高精度で検出する
ハイレゾリューション
フローサイトメーター

Galliosは、最先端のフローサイトメーターに求められるニーズを、高度な先端技術により実現しました。研究者のニーズである高い精度、正確度、自動化、操作性、自由度をハイレベルかつ高品質で提供します。 Galliosのこだわりは、従来の製品では難しかったハイマルチカラー化、高速化、低感度領域の高精度化などを、ベックマン・コールター独自の新技術を駆使することで実現し、すべての性能を高水準に揃えることで、新世代フローサイトメーターに求められる様々な解析ニーズにフルに対応します。

ハイエンドフローサイトメーター Gallios

特長

10カラー 62パラメータ測定

  • 青色、赤色、紫色、黄色*の4種類の固体レーザ搭載可能
    * 黄色レーザは青色レーザと同軸で使用 * 黄色レーザは新タイプのGalliosのみ搭載可能です。
    詳しくはお問合せください。

40MHz、20ビット次世代デジタル波形処理エンジン

  • 最大25,000イベント/秒 の高速測定
  • 弱蛍光領域の高精度化を実現
  • 6decadeを用いたTrueView機能による正確な蛍光補正

18°反射光学系と高出力レーザの直接照射方式

  • すべての波長で高感度蛍光検出を実現

Mie散乱理論を利用した新・前方散乱光検出系

  • 1ミクロン以下の分離能を改良、サブミクロン粒子検出可能

高性能オートサンプラーと自動化ソフトウエアの連携による自動測定

  • ラボの生産性を飛躍的に高める無人自動測定

新世代FCM解析ソフトウェアKaluza

  • 先進のRadarプロットやTreeプロット、動的ゲーティングでマルチカラー多次元解析の可視化を実現
    詳しくはこちら

仕様

型式(タイプ) 2レーザ
6カラー
2レーザ
8カラー
3レーザ
10カラー
3レーザ
6カラー
3レーザ
8カラー
4レーザ
10カラー
搭載
レーザ
青色:
488nm
黄色*
561nm
赤色:
638nm
紫色:
405nm
検出器 前方散乱光
(3モード)
前方散乱光
(3モード)
前方散乱光
(3モード)
前方散乱光
(3モード)
前方散乱光
(3モード)
前方散乱光
(3モード)
側方散乱光 側方散乱光 側方散乱光 側方散乱光 側方散乱光 側方散乱光
蛍光6個 8蛍光 10蛍光 6蛍光 8蛍光 10蛍光
蛍光検出器/
励起光
(標準設定)
青色 赤色 青色 赤色 青色 赤色 紫色 青色 黄色 赤色 青色 黄色 赤色 青色 黄色 赤色 紫色
525 BP 660 BP 525 BP 660 BP 525 BP 660 BP 450 BP 525 BP 660 BP 525 BP 660 BP 525 BP 660 BP 450 BP
575 BP   575 BP 725 BP 575 BP 725 BP 550 BP 585 BP   585 BP 725 BP 585 BP 725 BP 525 BP
620 BP   620 BP 755 LP 620 BP 755 LP   620 BP   620 BP 755 BP 620 BP 755 BP  
695 BP   695 BP   695 BP     695 BP   695 BP   695 BP    
755 LP   755 LP   755 LP     755 LP   755 LP   755 LP    
蛍光補正 6x6 8x8 10x10 6x6 8x8 10x10
TrueView TrueView TrueView TrueView TrueView TrueView
6 Decades Transform 6 Decades Transform 6 Decades Transform 6 Decades Transform 6 Decades Transform 6 Decades Transform
レーザビーム
照射方式
セパレートビームスポット方式 青色(488nm)、赤色(638nm)、紫色(405nm)レーザは光ファイバーレス照射
黄色(561nm)レーザは光ファイバー方式    黄色(561nm)レーザは青色レーザと同軸で使用
レーザビーム
形式
楕円ビーム
フローセル 150×460μm ゲルカップリングフローセル
蛍光ピックアップレンズ レンズ開口数(N.A.) 1.2
前方散乱光
検出解像度
バックグラウンドと0.4μmビームを分離
蛍光検出
光学系
Boulevard光学系*  *蛍光フィルタは任意の検出波長に交換可能な構造
蛍光検出感度 FITC 112 MESF / PE 78 MESF / PC5 15 MESF/ APC 75MESF  (25,000eps 時)
サンプル解析速度 最大25,000個/秒
波形処理
分解能
40MHz(0.025μ秒間隔) 20ビット(1,048,576レベル)
取得パラメータ 前方散乱光・側方散乱光・蛍光・時間・比率 最大62パラメータ
同時取得
パラメータ数
16パラメータ
サンプリング
機能
32本 マルチカルーセルローダー ボルテックス攪拌機能付き
キャリーオーバー <0.1%
データファイル
形式
FCS3.0
アップグレード 4レーザ 10カラーまでのアップグレードに対応
オペレーション
システム
Windows 7
寸法/重量 サイトメーター本体    953(W)×701(D)×605(H)mm  104Kg*  *レーザオプションにより仕様は異なります。
サプライカート         724(W)×495(D)×298(H)mm  30.39Kg
電源/設置条件 サイトメーター本体・サプライカート :100VAC, 15A ,50/60 Hz
ワークステーション:100VAC, 10A ,50/60 Hz
使用周囲温度 16-32℃  湿度 30-80%

各種資料

Galliosに、新しく黄色レーザ(561nm)が登場しました。最大4本のレーザを搭載することができます。
黄色レーザは、PE、PEタンデム色素、mCherry、DsRed、dTomato、mKateなどの蛍光タンパク質を、より効率よく励起します。さらに、黄色レーザは細胞の自家蛍光を低減しますので、PEやDsRedを測定する際のシグナル/ノイズ比をより高くすることができます。黄色レーザにより、新しいアプリケーションの可能性が広がります。

10カラー 62パラメータ測定

Galliosは、3レーザ搭載モデルで最大10カラーの蛍光を測定することができます(488nmの励起光から5カラー測定、638nmの励起光から3カラー測定、 405nmの励起光から2カラー測定)。全ての検出器からのパルスシグナルの高さおよび面積のログとリニアパラメータと、さらにパルス幅を同時に取得することができます。測定パラメータ62種類から最大16種類までのパラメータを同時に取り込むことができます。

Circulating Endothelial Cellsの10カラー測定データ例
(データ提供:Albert D. Donnenberg, Ph.D. Professor of Medicine, Director, UPCI Flow Cytometry Facility, UPMC HSCLab)

高速・高分解能・高精度の次世代デジタル波形処理エンジン

独自の高精度技術 「ガリオスエンジン」は、すべての検出器からのシグナルを20ビット(1,048,576チャンネル)、40Mz(0.025μ秒間隔)の高分解能でデジタル化処理を行います。これにより、1stディケードでの誤差は、5%以下に抑えることができ、 弱蛍光データの分解能と精度を大幅に向上させました。さらに25,000イベント/秒の高速処理でサンプルを測定します。また、広いダイナミックレンジ6decadeを用いた斬新なTrueView機能による正確な蛍光補正も実現しました。

高効率・高感度のレーザ

Galliosは、光ファイバーを用いるとパワーロスする青色、紫色レーザ光と赤レーザを光ファイバーを用いない直接方式を採用し、蛍光色素の励起効率を向上させました。また、黄色レーザは高効率の光ファイバー方式を採用し、最小限のパワーロスを実現しました。

紫色レーザ(405nm)は、光ファイバーを使用した場合、照射位置で約50%のパワーロスを示します。
Galliosはレーザのパワーロスを最小にするため直接照射方式を採用しました。

信頼性の高いデータを生むTEC内部温度制御機能

さらに、レーザのポイントスタビリティおよび検出器の検出応答性の安定化のために、レーザ部及び検出部の内部温度をTEC(ペルチェ素子を用いた熱伝冷却機)により一定にコントロールします。 レーザ間のディレイ変動と、蛍光検出感度の変動をなくし、信頼性の高いデータを出すことができます。

高感度の18°反射蛍光検出系

蛍光フィルターの効率を上げる18°反射光学系を開発し、高感度かつコンパクトな独自の蛍光検出系を開発しました。

新・前方散乱光検出系による優れた分離能

前方散乱光には、広角度(1~19°)、低角度(1~8°)、サブミクロンの粒子の測定に最適な角度W2(8 ~19°)の3つの測定モードを採用しました。切り替えは、マウス操作でできます。

0.4及び0.5μmビーズ測定
W2モードを使用0.1μmの差を分離、ノイズレベルもクリアに分離します。

アプリケーショントピックス
”高分解能前方散乱光モード(W2)を用いた、血小板由来マイクロパーティクルの測定例”

生産性を向上させる自動測定システム

32本のカルーセルローダーに測定直前のサンプル攪拌機能を標準搭載し、信頼性の高い自動測定に対応します。さらに自動蛍光補正ソフトウエアが標準搭載されマルチカラーの自動測定をサポートします。

新世代FCM解析ソフトウエア Kaluza

関連情報