より直感的な操作が可能に

ラボラトリーオートメーションシステムBiomekシリーズは、常に変化し続ける研究ニーズに対応するために、高いフレキシビリティーを持つようデザインされています。操作しやすいソフトウェアは新たなアッセイの開発を容易にし、オープンアーキテクチャのハードウェアは、高い拡張性を持ちます。 Biomek FXᴾは、Biomekシリーズのハイエンドモデルであり、その広いデッキスペースと、最大2つのアームで、Biomekシリーズの高いフレキシビリティーを最大化しています。 単なる分注機の枠を超える“ラボラトリーオートメーションシステム”、それがBiomek FXᴾです。

特長

ハードウェア

Biomek FXᴾは機能性に優れた分注機構と、カスタマイズ性に優れたハードウェアを実現しています。 マルチチャンネルポッド、及びSpan8ポッドの分注機構の組み合わせが可能で、柔軟な分注操作と高いスループットを実現します。

マルチチャンネルヘッド

96または384マルチチャンネルヘッドは再現性の高い分注と高いスループットを実現します。それぞれのヘッドはニーズに合わせて換装可能です。またマルチチャンネルポッドに内蔵されたグリッパーにより、ラボウェアの搬送も可能です。さらにセレクティブチップオプションで1本、1列、1行、複数列や複数行など任意の数のチップを装着することが可能です。

高いフレキシビリティーを持つSpan8

Span8ポッドは柔軟な分注を可能にします。ピッチ間隔可変機構により、テストチューブや48ウェルプレートなどの特殊なフォーマットのラブウェアにも複数本同時アクセスを可能とし、またヒットピッキングなども効率的に行うことが出来ます。また液面検知機能によりラボウェア内の液量を自動で認識可能です。ピアッシングノズルの装着でセプタムピアッシングにも対応可能です。

アプリケーションを広げる様々なデバイス

高さのあるデッキ空間により、さまざまな機能を内蔵したデバイス(ALPs)をデッキ上に設置することが可能です。シェーカーや温調デバイス、フィルトレーションデバイス、ステアリングデバイスなどの標準的なデバイスの他、最適なカスタマイズデバイスの提供も行っております。

オープンアーキテクチャによる高い拡張性

オープンアーキテクチャにより、外部デバイスの接続を柔軟に行うことが可能です。プレートリーダーやプレートウォッシャー、ストレージデバイス、CO2インキュベーターなどの接続により、キャパシティーの増大、ワークフローの拡張を実現します。

ライトカーテンによる高い安全性

機器前面に搭載された赤外線センサーにより、侵入物を検知。機器が自動で瞬時に停止します。高精度エンコーダーにより、停止後から再開することが可能です。

ソフトウェア

直観的な操作性

Biomek Softwareは、プログラム経験のないユーザーにも簡単に使用できるような工夫が様々な箇所にちりばめられています。アイコンベースの”Step”をドラッグアンドドロップし、ソフトウェア上に再現されたデッキ上のポジションをクリックすることでプログラムを作成していきます。汎用的なオートメーションシステムで大きなハードルとなる、プログラム作成のための学習時間を最小化することが可能です。

オートバリデーション機能

プログラムに矛盾がないかをリアルタイムにバリデーションすることで、作成者が意図した動作を正確に実現することをサポートします。これにより容器から液があふれたり、クラッシュを起こすような動作を事前に回避することが可能です。さらに実行時間の予測や、動作を画面上でシミュレーションすることが可能で、実際に機器を動作させなくても、プログラムを視覚的に確認することができます。

データの信頼性

Biomek Softwareは、ラボウェア内の液量や、接続したプレートリーダーなどの測定データ、バーコード情報などを自動的にトラッキングしており、これらの情報をレポートすることも可能です。さらにノーマライゼーションなど測定データをもとに実施動作を変更するようプログラムすることも可能です。またFDA 21 CFR Part 11にも対応可能で、プログラムの改変や実行などの権限の設定や、使用状況の管理が可能です。

SAMI EX Software

SAMI EX Softwareはハイスループットスクリーニングなどのサンプル数の多いアッセイのプログラムを作成、実行するためのスケジューリングソフトウェアです。1バッチ分のプログラムを作成するだけで、複数バッチの実行のための最適な動作スケジュールを自動的に作成し、実行することが可能です。拡張された大型システムでも容易にプログラム作成を可能にします。

アプリケーション

ベックマン・コールターでは、研究者の皆様のさまざまなニーズを実現し、より効率的に、よりハイスループットに、そして所要時間の短縮を実現する自動化ソリューションを日々提供し続けています。ユーザー自身で自動化メソッドを簡単に開発できることはもちろん、ベックマン・コールターでは検証済みの自動化メソッドの提供も行っております。

ゲノミクス

セルベースアッセイ

細胞培養

タンパク解析

  • LC,CE,MS前処理
  • タンパク結晶化

創薬

仕様

シングルマルチ デュアルマルチ ハイブリッド
分注ポッド マルチチャンネル マルチチャンネル×2 マルチチャンネル/Span8
デッキスペース 最大24ポジション
安全機構 ライトカーテン
オプションデバイス 温調デバイス、温調シェーカーデバイス、シェーカーデバイス、バーコードリーダー、フィルトレーションデバイス、その他、柔軟に対応可能
寸法 1625(W)×830(D)×1400(H)mm
重量 125kg~ 161kg~
電源 50/60Hz、100-240 VAC、11A~(構成品による)
 

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