プラスミド・BAC・Fosmid・Cosmidのすべてに対応

Agencourt CosMCPrepは、独自の核酸精製法SPRI(Solid Phase Reversible Immobilization)技術を利用した、磁性ビーズによる大腸菌からのプラスミドを抽出・精製キットです。 高い精製度と高収率で、低コピーのプラスミドや、BAC・Fosmid・Cosmidの抽出・精製を行うことも可能です。また、自動分注機Biomekを用いた自動化にも適しており、プレートフォーマットで、培養から精製までを行うことにより、飛躍的にスループットを向上することが可能です。

Agencourt CosMCPrep

特長

  • 96ウェルプレートフォーマットでの大腸菌からプラスミドの高効率な抽出・精製が可能
  • 高い精製度により、様々な下流のアプリケーションに対応
  • 高コピープラスミド・低コピープラスミド・BAC・Fosmid・Cosmidの全てに対応
  • マニュアルによる1サンプルの処理から、自動分注機Biomekを用いた自動化システムによる大量処理まで幅広く対応
  • Biomek FXP/NXPを用いれば96ウェルプレート18枚のサンプルを約7時間で処理可能

高い収量と精製度

Agencourt CosMCPreは、高い収率と精製度を実現します (Table1)。高コピープラスミドの抽出ではもちろんのこと、FosmidやBACのような低コピー数で抽出が困難なサンプルでも高い精度のシークエンス結果を示します (図1、図2)。

  低コピー 高コピー
培養容量 1.7 mL 1.7 mL
収量 ~2 μg ~4 μg
Phred20平均 約650bp 約650bp
図1. CosMCPrepにより抽出したFosmidのシークエンスの品質
Drosophila由来ゲノムDNAをクローニングした全長88,000bpのFosmid保有大腸菌から、CosMCPrepにより抽出・精製を行ったFosmidをABI3730でシークエンスを行ったときの、Phread20 (99.0%の精度) となるシークエンス長の分布。平均は637bp
図2. CosMCPrepにより抽出したBACのシークエンスの品質
Canis由来ゲノムDNAをクローニングしたBAC保有大腸菌から、CosMCPrepにより抽出・精製を行ったBACをABI3730でシークエンスを行ったときの、Phread20 (99.0%の精度) となるシークエンス長の分布。平均は634bp

大量処理も可能な効率の良いプロセス

CosMCPrepは磁性ビーズを用いており、96ウェルベースでの大量処理にも適しています。
ベックマン・コールターの自動分注機Biomekシリーズによる自動化も可能です。Biomek FXPを用いれば、384サンプルからのプラスミド抽出を、約1時間40分で処理可能です。
Biomekによる自動化の詳細

実験ステップ

  1. 遠心により大腸菌のペレットを回収
  2. RE1及びL2溶液を加えで、溶菌
  3. N3バッファーで中和
  4. 遠心後、上清を回収
  5. プラスミドDNAを磁気ビーズに結合
  6. マグネットプレートを用いて、溶媒を廃棄
  7. 70%エタノールで洗浄
  8. 乾燥及びRE1溶液を添加
  9. 溶出

仕様

内容構成

  • L2(Lysis) Solution
  • RE1(Resuspension & Elution) Solution
  • N3(Neutralization) Solution
  • Pur4(Plasmid bind) Solution

マニュアル・SDSなど

Order Information

製品名 サイズ 製品番号 価格(税別)
Agencourt CosMCPrep 384 Preps A37064 ¥57,600
4000 Preps A29174 ¥480,000

マグネットアクセサリ

使用時に必要です。

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