Agencourt ChloroPureは植物サンプル(葉片や種子など)からDNAおよびRNAの抽出・精製用キットです。独自のSPRI磁性ビーズ技術を用いたChloroPureは、高精製度・高収量でDNA及びRNAを同時抽出可能です。96ウェルプレートフォーマットでの抽出・精製が可能で自動化にも適しています。

Agencourt ChloroPure

特長

    • 得られるDNAおよびRNAは高純度
    • DNAおよびRNAを高収量で抽出精製
    • Biomekを用いた自動化で、3枚の96ウェルプレートを約80分で処理

核酸抽出が困難な植物サンプルからもDNAおよびRNAを抽出・精製

植物は多様な多糖類や二次代謝産物を含み、これらが核酸抽出を困難なものにしています。ChloroPureは核酸抽出が困難な植物サンプルからもDNAおよびRNAを高い収率で抽出・精製することが可能です。Figure 1は、綿、ヒマワリ、トウモロコシ、カノーラから核酸を抽出・精製した結果です。

Figure 1. 各社抽出キットによる各種サンプルからのDNA抽出の収量比較
綿花葉片(Cotton Leaf Punch)、ひまわり葉片(Sunflower Leaf Punch)、トウモロコシ葉片(Maize Leaf Punch)、カノーラ種子(Canola Seed)からChloroPure及び他社抽出キットを用いて抽出した核酸の収量の比較(n=18)。収量は吸光度計を用いてA260から算出した。(n=18)

高純度な核酸

一般に、植物から抽出した核酸の夾雑物は下流の解析反応を阻害します。ChloroPureで抽出した核酸は、他社製品(Figure 2A.)に比べて残留塩等の吸光を示す230nmの吸光値が低く、夾雑物の少ないことが分かります(Figure 2B.)。また230nmの吸収が260nmの吸収ピークに与える影響が少ないため、吸光度による核酸濃度の推定精度が高まります。

Figure 2. A) 他社試薬キットを用いてトウモロコシ葉片から抽出した核酸の吸収スペクトル。
Figure 2. B) ChloroPureを用いてトウモロコシ葉片から抽出・精製した核酸の吸収スペクトル。

Biomekによる自動化に最適

SPRI磁性ビーズ技術を用いたChloroPureは、遠心や真空ろ過の必要が無く、シンプルで効率的なプロセスで核酸を抽出・精製するため、Biomekによる自動化での使用に最適です。ChloroPureには、DNAとRNAを同時に抽出するプロトコールに加え、RNAのみを抽出・精製するプロコトールがあります。

実験ステップ

Figure 2. A) 他社試薬キットを用いてトウモロコシ葉片から抽出した核酸の吸収スペクトル。

植物サンプルをホモジナイズする(試薬キット使用前の処理)
核酸をSPRI磁性ビーズに結合させる。さらにSPRI磁性ビーズを磁気で分離する Washバッファーで洗浄する さらに70%エタノールで夾雑物を除く
SPRI磁性ビーズから核酸を溶出する(DNAおよびRNAを同時に回収する場合)

仕様

内容構成

  • Lysis Buffer
  • Bind Buffer
  • Wash Buffer

マニュアル・SDSなど

Order Information

製品名 サイズ 製品番号 価格(税別)
Agencourt ChloroPure 384 Preps A47949 ¥104,000
9600 Preps A47951 ¥1,250,000

マグネットアクセサリ

使用時に必要です。

関連情報