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精製・回収

製品の使い方

超遠心法は、エクソソームの集団が持つ性質の全体像を保った状態で回収することができ、そして、なにも加えることなく、精製と濃縮を同時に行える唯一の方法です。このため、エクソソームの回収のゴールドスタンダードとなっております。

エクソソームは脂質膜につつまれているため、チューブへの吸着が懸念されます。このため、チューブの側面に当たった後にチューブの底へ沈降する固定角ロータでは回収率が低下したり、取れてくるエクソソームのプロファイリングが異なってくることが知られております。このため、スウィングロータでの精製が一般的になってきております。

Fig.1 ロータの種類による沈降様式の違い

Fig.2にペレットダウン法によるエクソソーム回収プロトコル例を示しました。0.22 μmフィルタでろ過したろ液を、サンプルボリュームによりロータを選択し、超遠心処理を行います。例えば培養上清の場合は、SW 41 Tiを用いて210,000 xgで70分でペレットダウンさせ、遠心終了後にデカンテーションで上清を廃棄します。その後、PBSを加えて懸濁し、再度、同条件で遠心処理を行います。PBSをデカンテーションで破棄して、残留したPBSで懸濁し、エクソソーム画分の量を合わせます。例えば、残留PBSが80μLの場合、20μLのPBSを加えて、サンプルボリュームを合わせます。この得られたエクソソーム画分を種々の実験に用います。
担癌マウスへの投与実験などのin vivo実験に用いるエクソソーム回収には、滅菌されたCertified‐Freeチューブを用います。
弊社のCertified‐Freeとは、RNase, DNase, DNA, PCR inhibition, Endotoxinがすべてフリーとなります。

Fig.2 ペレットダウン法によるエクソソーム回収プロトコル例

> 詳しくは落谷先生、吉岡先生のインタビュー記事をご参照ください。

製品情報

培養上清などの大容量のサンプルに最適

Optima X シリーズ

特徴

システムのマネジメント機能を進化させた、クラス最高性能のプレミアムモデルの超遠心機シリーズです。シミュレーションソフトウエアeXpertを標準搭載し、操作性面ではPCからだけでなく、業界初のモバイルデバイスによるリモートモニタリング・コントロールを実現。

15インチ大型タッチスクリーンにより直感的に操作が可能で、サンプル容量も目分量で合わせるだけで超遠心処理が可能です。培養液中のエクソソーム回収に最適なモデルです。スウィングロータSW 41 Tiにより、効率良くエクソソームの回収が行えます。また、大容量のスウィングロータSW 32 Tiが使用でき、最大6本 x 38.5 mLを遠心可能です。

モデル

形式 最高回転数 (rpm) 最大遠心力 (×g) 最大容量 (本 × mL)
Optima XPN-100 100,000 802,000 6 × 250
Optima XPN-90 90,000 694,000 6 × 250
Optima XPN-80 80,000 548,300 6 × 250
Optima XE-100 100,000 802,000 6 × 250
Optima XE-90 90,000 694,000 6 × 250

血清などの大容量のサンプルに最適

Optima MAX シリーズ

特徴

10万xgから100万xgを超える遠心力で希少なサンプルの様々なニーズに応えます。エクソソームやウイルスの回収、ナノ粒子の洗浄等に最適な卓上型の超遠心機です。

タッチスクリーンにより直感的に操作でき、サンプル容量も目分量で合わせるだけで簡単に超遠心処理が可能です。クラス最小容量のスウィングロータTLS-55により、115μL〜2.2mLのサンプル量からエクソソームを回収できます。

モデル

形式 最高回転数 (rpm) 最大遠心力 (×g) 最大容量 (本 × mL)
Optima MAX-XP 150,000 1,019,000 7 × 32
Optima MAX-TL 120,000 657,000 8 × 14
東京都江東区有明3-5-7 TOC有明ウエストタワー
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