展示会・学会

BMB2015

  • 参加
  • ライフサイエンス分野
  • 報告

BMB2015 展示報告

今年の学会では、フローサイトメトリー製品を中心に展示を行いました。また、4社のダナハーグループ企業として、抽選会を行いました。
室温保存ができ、抗体試薬の分注が不要でマルチカラー解析を簡便化できるドライ試薬 DuraCloneシリーズによる従来にはないワークフローの提案に、多くのお客様にご興味をお持ちいただきました。また、ハイパフォーマンス コンパクトフローサイトメーター CytoFLEXシリーズと、ハイエンドハイスピードセルソーター MoFlo Astrios EQを動画でご紹介いたしました。従来のセルアナライザーと異なりコンパクトでハイパフォーマンス、アップグレードも容易というCytoFLEXのコンセプトと、ハイエンドセルソーター MoFlo Astrios EQや自動分注システムなどベックマン・コールターの製品についてご紹介いたしました。
多くのお客様に弊社ブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。

BMB2015 ランチョンセミナー報告

座長に慶応大学 塩見春彦先生、演者に横浜国立大学大学院 栗原靖之先生をお迎えし、「蛍光抗原によるB細胞標識とそのモノクローナル抗体作製法の改良への応用」につきましてご講演いただきました。
多くのコストや手間、時間などを要する抗体作製に対し、研究者の誰もが簡便に抗体作製ができるよう、ハイスピードセルソーター MoFlo Astriosを使用した新たな手法の開発および研究についてご講演いただき、講演後には満席の会場から活発な質問が出るほど盛況なセミナーとなりました。
ランチョンセミナーにご参加いただきありがとうございました。

演者:栗原靖之先生
座長:塩見春彦先生
会場の様子

BMB2015 詳細情報


BMB2015 機器展示会

BMB2015 ランチョンセミナー

  • 日時
    2015年
    12月3日 (木) 12:45 ~ 13:45
  • 会場
    神戸ポートアイランド(神戸)MAP
    第4会場(神戸ポートピアホテル本館 B1F 偕楽3)
  • 演題
    蛍光抗原によるB細胞標識とそのモノクローナル抗体作製法の改良への応用
  • 演者
    栗原靖之先生1、赤城幸先生2
    横浜国立大学大学院工学府2、工学研究院1分子生命学研究室
  • 座長
    塩見春彦先生
    慶応大学 医学部 分子生物学教室
  • 要旨
     細胞を機能毎に分画・分取して解析することは生物学の基本手法の一つであるだけでなく、iPS細胞などを使った再生医療研究においても必須の技術である。この手法において、個々の細胞の大きさや内部構造、蛍光特性を高速に解析し、分取できるフローサイトメーターの有用性は高い。とりわけ蛍光特性で分画できるので、多種類の適切なバイオマーカーがあれば様々な蛍光色素と組み合わせて多様な細胞種を分画・分取が可能である。
     抗体産生細胞であるB細胞は、特定抗原と反応する免疫グロブリン(Ig)分子を分泌しているが、これと同じ結合特異性を持つ膜型Igを細胞膜上に発現しているので、抗原タンパク質は分泌型Ig分子と結合するだけでなく、膜型Ig分子とも結合することができる。従って、蛍光標識した抗原ペプチドでその抗原に特異的な抗体を産成するB細胞を選択的に蛍光標識することができる。この方法を使って、免疫したマウスから取得したリンパ節細胞をフローサイトメーターで解析したところ、リンパ節内の全B細胞に対する、抗原と反応する抗体を分泌するB細胞の割合を明らかにすることができた。
     さらに、我々はこの蛍光抗原細胞標識法を使ってモノクローナル抗体作製法の改良を進めている。これまでモノクローナル抗体作製技術に様々な改良を加え、最初の免疫から約1カ月半で高品質のモノクローナル抗体を取得できているが、2回のスクリーニングとクローニングという手間のかかる作業が残っていた。そこで、蛍光抗原細胞標識法とフローサイトメーターを使って一層の期間短縮と省力化を図り、機械化にも対応しうる、より簡便なモノクローナル抗体作製のための技術開発を行っているのであわせて紹介したい。