超遠心分析法の測定原理

2. 装置の特長

従来の遠心沈降法と比べて、約30倍以上の大きな加速度を用いることができる超遠心沈降法ナノ粒子アナライザーXL-A/Iは、測定精度を向上させるため、新たな対流対策として

  • 真空減圧を用いた断熱構造
  • ペリチェ素子による温度制御機能
  • 比熱の大きい大型ローター採用
  • フラッシュ光による瞬間測光

により、温度変化が引き起こすセル内の対流による誤差を最小化しました。
さらに、従来の吸光度検出器のみならず、非着色粒子(非吸収)にも対応できるレーザー干渉計も内蔵可能(オプション)としました。
また、従来の1点式の測定ではなく、セル内全体をスキャンする測定方式により、測定精度を飛躍的に向上させました。測定範囲は、約0.5nmから100nmです。さらに、拡散係数も同時に測定できるので、形状を解析することができます。

超遠心沈降法は、従来の動的散乱法と比べて、測定に手間が掛かりますが、ナノ粒子の分散状態や高分子の会合状態などの高分解能な粒度分布データと形状解析データが得られます。最大28サンプル同時に測定が可能で、サンプル処理スピードも向上しています。