レーザ回折・散乱法粒子径分布測定装置の進化

1. はじめに

レーザ回折・散乱法は、測定操作が容易なために広く利用されています。粒子はすべて球状で均質と仮定して、有効径を測定する粒度分布測定装置の測定原理の一つです。一方、粒子の合成技術や粉砕技術の進歩により、粒子サイズは益々小さくなる一方であり、これに対応するために、レーザ回折・散乱法粒子径分布測定装置は、元来得意ではないナノレベル粒子の測定精度の向上に挑戦しています。また、様々な粒子の分散体に対応するために、水系、有機溶媒系、乾式などで測定可能なサンプリングモジュールを開発しており、無人運転可能な全自動サンプラ内蔵タイプも発売しています。

ナノレベルにおいても世界初の偏光散乱強度差法によって高分解能を実現したレーザ回折・散乱法粒子径分布測定装置LS13 320の高性能を測定原理面から紹介します。