vol.29 固定角ロータのサンプル配置法

これまで、多本架ロータ(低速スウィングロータ)のサンプ配置法について3回にわたってお話してきましたが、今回は、固定角ロータのサンプル配置法です。
ロータをフルの本数で使用するときには問題ないのですが、少ない本数で使用する場合には、決められたサンプルチューブ配置法があり、盲点になっていることが少しだけあります。

1. 6本がけのロータの場合は、次の図のように2、3、4、6本のサンプル数で遠心することができます。この場合3本でもよいことが忘れがちです。

2. 8本がけの場合は、2、4、6、8本のサンプル数で遠心可能です。

3. 12本がけの場合は、2、3、4、6、8、9、10、12本のサンプル数で遠心可能です。

ここで4本、6本、8本のときに、次のように配置されていることをしばしば見かけます。

これらは対角位置のバランスは崩れていないので、×ではありませんが、ロータに歪が生じる危険性があるので、正しくはありません。
均等な間隔でサンプルを配置するという事が必要なのです。
このようにサンプルチューブを正しく配置することが、安全で、ロータの寿命を延ばすことに繋がるのです。